奥久慈鶏

気性が荒いが美味しい軍鶏をなんとか商品化しようと、 茨城県養鶏試験場で開発が進められた。
交配様式は「三元交雑種」で、 まずは産肉性の高いオスの「名古屋コーチン」に 繁殖性の優れたメスの「ロードアイランド種」の母鶏に、 純粋種の軍鶏のオスを父鶏としてかけ合わせた鶏が 「奥久慈軍鶏」となる。
非常に大型で、運動能力高いのが特徴。

奥久慈軍鶏の美味しさの秘訣は、飼育の仕方と言われている。そしてその育て方が難しいのが軍鶏。
ストレスが溜まらない様に極力野生に近いスタイルで充分に運動をさせる。また飼育期間も異なり、市販に出回るほとんどの鶏肉（ブロイラー）は約５０日、 通常の地鶏・銘柄鶏は約８０日以内。しかし奥久慈軍鶏は１００日以上手間ひまかけて育てている。