麺匠 むさし坊

麺匠 むさし坊『煮干しら～めん』実食レポート

武蔵浦和にあるこのお店。

2013年4月2日オープン（現在の場所に移転）。
最初のオープンは1999年12月。
現在の場所で2度目の移転。

JR武蔵浦和駅西口より徒歩2分。
右手のロータリー先の武蔵浦和マークスの1階にある。

営業時間は11:00～翌1:00。

カウンター13席。

入って左手に券売機。
右手にL字肩カウンターがあり、カウンター内に厨房。

かなり明るい店内。
壁にジャングルの絵が描かれ、壁の上から天井には青空が拡がる。

BGM代わりに券売機の上にテレビ。

スタッフのユニフォームはアロハシャツにキャップ。

メニューはむさし坊らーめん（太麺/細麺）、ゆず塩らーめん、担々麺、つけ麺。
季節限定で、煮干しら～めん。

トッピングに煮玉子、ネギ、メンマ、ちゃーしゅう。

煮干しら～めん800円を注文。

青ネギ、白ネギスライス、生姜千切り、メンマ、味玉半分、チャーシュー2枚トッピング。

細切りで短いカットのメンマはコリコリの食感。
とろりと濃厚な黄身の半熟味玉。

チャーシューは2種類。
焙りが入り香ばしい極厚のバラ肉は、脂身少なくサクっと歯切れがいい。
薄切りの低温調理のロース肉は、もちっとした歯ごたえ。

麺は平打ち極太ちぢれ。
加水率高め。

なめらかな表面にぷりっと弾力性がある。
やや短めのカット。
自家製麺。

スープは鶏と魚介を合わせた醤油。
半透明の茶色のスープに焦がしたニンニクチップが浮かぶ。

カエシは少々控えめ。
煮干しのやさしい風味が反映されたスープ。

適度な熱が煮干し風味を引き立てる。
深い旨味が魅惑の領域へいざなう。

シャキシャキのネギ、コリコリのメンマが食感の遊びを麺に付加。
時折絡む生姜は煮干しとの相性よし。

これはありな一杯。
やわらかく深い味わいの煮干し風味は別格の風格を漂わす。
移転後、初訪だったがハイレベルは健在だった。

『煮干しら～めん』について